保護フィルムを貼ったら指紋認証が出来なくなった。~原因や解決法~
掲載日:2024年11月18日 (最終更新:2026年7月16日)
最近では、画面上に指を置くだけで素早くロック解除できる「画面内指紋認証」を搭載したスマートフォンが増えています。
一方で、保護フィルムやガラスフィルムを貼った後に、
「画面内指紋認証が反応しにくい」
「指紋の登録ができない、時間がかかる」
と感じることがあります。
画面内指紋認証は、フィルムの種類や厚み、密着状態によって反応に影響が出る場合があります。
この記事では、指紋認証ができない原因や対処法、フィルム選びのポイントを解説します。
1. 画面内指紋認証とは?

画面内指紋認証とは、スマートフォンのディスプレイ上に指を置くことで、画面の下にあるセンサーが指紋を読み取り、ロック解除や決済等の認証を行います。
認証方法は主に以下のような方式があります。
- 光学式指紋認証
- 光学式は、画面から光を当てて指紋の模様を読み取る方式です。
画面内指紋認証を搭載したスマートフォンで広く採用されています。 - 超音波式指紋認証
- 画面下に搭載されたセンサーから、超音波を指先に当て、反射の違いから指紋を読み取る方式です。
指紋の凹凸を立体的に読み取るため、明るい屋外や指が多少濡れている状態でも認識しやすいことが特徴です。
どちらの方式でも、画面の上にフィルムを貼ることで認証精度に影響することがあります。
2. なぜ保護フィルムで反応が悪くなるのか
画面の上に保護フィルムやガラスフィルムを貼ると、フィルムの厚みや材質、貼り付け状態などが読み取りに影響し、認証の反応が悪くなることがあります。
方式を問わず、指紋認証に影響しやすい主な要因は次のとおりです。
- ・フィルムやガラスに厚みがある
- ・指紋認証に適していない材質や表面加工が使われている
- ・粘着層が厚い、または均一に密着していない
- ・指紋認証部分に気泡やホコリ、浮きがある
- ・フィルム表面や指先が汚れている、乾燥している、濡れている
画面内指紋認証を快適に使うには、画面内指紋認証に対応したフィルムを選ぶことが重要です。
多くのスマホメーカーが「指紋センサーや指紋認証」について設定方法や注意点・認証精度を上げる方法を公開していますので、そちらをチェックされるのも良いでしょう。
3. 画面内指紋認証とPETフィルムの相性
一般的に、薄く画面に密着しやすいPETフィルムは、厚みのあるガラスフィルムに比べ、画面内指紋認証への影響を抑えやすい傾向があります。
特に指紋の凹凸を立体的に読み取る超音波方式は、気泡や浮きの影響を受けやすいため、薄く密着性の高いPETフィルムは、認証精度への影響を抑えやすい傾向があります。
ただし、PETフィルムなら必ず認証できる、ガラスフィルムでは認証できないというわけではありません。
素材だけで判断せず、使用機種の画面内指紋認証に対応しているかを確認しましょう。
4. 指紋認証できないときに試したい対処法
保護フィルムやガラスフィルムを貼った後に指紋認証ができない場合は、すぐにフィルムを剥がす前に、以下の方法を試してみましょう。
- ①指と画面をきれいにする
- 指先やフィルム表面に汗・皮脂・水分・ハンドクリームなどが付いていると、認証しづらくなる場合があります。画面と指先をきれいにしてから、再度試してみましょう。
- ②指の腹をしっかり当てる
- 登録時と近い角度で、指の腹を認証エリアの中心にしっかり当てることがポイントです。
- ③フィルムを貼った状態で指紋を登録し直す
- フィルムを貼る前と後では、指紋の読み取り方が変わる場合があります。
登録済みの指紋を削除し、フィルムを貼った状態で改めて登録しましょう。 - ④気泡や浮きがないか確認する
- 認証エリア付近の貼り付け状態を確認し、必要に応じて貼り直しや交換を検討しましょう。
- ⑤スマートフォンの設定を確認する
- 機種によっては、「タッチ感度」や「保護フィルムモード」などの設定が用意されている場合があるため、設定をオンにして試してみましょう。
- ⑥保護フィルムの交換を検討する
- 対処法を試しても改善しない場合は、フィルムとの相性が悪い可能性があります。
もしガラスフィルムを使用していて精度や反応の悪さが気になる場合は、薄くて画面に密着しやすいPETフィルムに変えることで改善する可能性があります。
5. 指紋認証対応フィルムの選び方

商品説明やパッケージに、「画面内指紋認証対応」と記載されているか確認しましょう。
特に、実機を用いてフィルム貼り付け後の指紋認証動作を確認している商品を選ぶと安心です。
アスデックでは、実機にフィルムを貼り付けた状態で指紋認証の動作確認を行った商品に、画面内指紋認証対応マークを表示しています。
毎日使うスマートフォンだからこそ、画面を守るだけでなく、指紋認証のしやすさにも配慮したフィルム選びが大切です。
